労協ながのには様々な職種があり、いろいろな職種を実際に「自分自身で見る」「働いている人に聞く」

ことによって、様々な人、職種に触れ合うなどの体験をすることができます。実際に職場体験をされた利

用者さんからは「いろいろな職種に触れられて今後の就職活動に役立てられる」「実際に働いている方の

話を聞いて今後の活力になりました」などの感想が寄せられています。職場体験をすることは、単にその

職業を理解することやソーシャルスキルを学ぶことだけではなく、その職場の雰囲気やそこで働く人の人

間性に触れることができます。体験を繰り返すことで、今まで学んできたことがより柔軟性を増し、その

後の進路に大きく役立つのではないかと思っています。
ジョブカフェ信州と協働で2004年度より長野市豊野でりんご収穫(インターンシップ)ジョブチャレ農業

体験を開催してきました。最初の年は人数的にもかなり少なく、参加した若者は几帳面で真面目な方が多

い印象でとても就職に悩んでいる状況ではないと思いましたが、心の中で迷い、挫折した傷が癒えていな

い印象を受けました。緊張と慣れない環境のせいか、人と話すことがあまりできませんでしたが、最終日

には別人のようになり、自信や達成感に満ち溢れた成長した姿がみられました。
・何事も行動に移すより先に頭で考えていました。体験してみて自分も変わってきていると感じました。

 進み続けているので、少しずつでもいいから止まらずにいきたい。(Aさん 女性)

・参加してみて人との繋がり、仲間づくり、仕事を実感でき、最後まで参加しました。労協の組合員(宅

 幼老所)の話を聞いて、以前は介護の仕事を目指していたが、挫折して諦めていたが、もう一度介護の

 道を歩んでみたいと感じた。(Bさん 女性)

・なかなか一歩が出せずにいたが、りんご収穫インターンシップをきっかけに就職に向けて前向きに考え

 ることができました。(Cさん 男性)

● 農業体験に参加しての感想 ●
ジャガイモの掘り方の説明後、約01時間30分かけて、ジャガイモを収穫しまし

た。掘ったイモを茹でて、歓談しながら一緒に味わいました。収穫したジャガ

イモの一部は、労協ながの運営の「レストラン虹」や「ころぼっくるながの」

で使用してもらいました。


「農作業はそれぞれのペースで仕事ができるところが良い」という声が挙がり、

実際に体験することで農業への理解が深まりました。今後は収穫だけでなく、

畑を耕すところから始め、種まきや除草など手入れをして、自分で手がけた作

物を収穫、販売まで実施できればと考えています。

<りんごの収穫インターンシップ>
<農作業・ジャガイモ収穫体験>
<豆腐工房での豆腐製造体験>
豆腐の製造工程を見学し、職員の方や工房の先輩に指導していただきながら、

豆乳の温度管理、豆腐の袋詰め、冷却作業、ラベル貼り等の作業をしました。

作業が忙しい時は指示を受けたり、質問をしたりして作業を進め、体験を通し

てソーシャルスキルやコミュニケーションスキルを学ぶことができました。

<会館での清掃体験>
職員の方の後ろにつきながら、階段・床・トイレなど会館内の清掃箇所を見学

し、清掃方法を教えてもらいながら体験をしました。体験させてもらったこと

で道具の使い方、清掃の雰囲気をつかむことができ、「仕事は小さな工夫の積

み重ねである」と、働くことに関心を持つことができました。

<介護施設での介護体験>
スタッフが一緒に同行し、施設の職員の方に指導していただきながら、施設内

清掃、食事介助、移動介助、エプロン・おしぼりたたみ、等を体験しました。

清掃という介護とは一見関係ないように思える体験をさせていただく中から、

清掃と介護の共通性を学び、仕事に対する向き合い方を学びました。

<レストランでの接客体験>
職員の方に接客の際の言葉づかい(接客の七大用語)、様々なお客様に対する

対応の仕方、苦情処理の仕方、身だしなみ、等を教えていただきました。接客

のマニュアルやお辞儀の角度など決められていることは多々あるが、接客は形

だけではない気持ちが大切であるということが体験を通して分かりました。